コロナ禍のストレスで疲れた心に「地獄の花園」
本記事は「地獄の花園」のネタバレしかないです。
地獄の花園、すげーバカ映画で大好きだわ… 笑いポイントは沢山あるんだけど、それよか異常なシーンを日常生活として映してるのが全体をシュールな空気で包んでいてすごく良い。
— セクシー炭水化物 (@NikuYork) 2021年6月1日
笑いでリフレッシュしたいならオススメです。 pic.twitter.com/16nXXCZJHH
前半の概要
永野芽郁(普通のOL)が勤務する会社には、ヤバOL派閥が3つ。
それを中途採用の広瀬アリス(めちゃ強い)が全部絞めてまとめ上げる。
他の会社のOLもカチ込みに来るけど広瀬アリスがことごとく返り討ち。
普通のOLの永野芽郁は普通のOLなので距離を置いていたけど、ふとしたことから広瀬アリスと仲良くなる。
そんな中、日本最強OLの会社の幹部たちが永野芽郁を攫って広瀬アリスに果たし状。
広瀬アリスが殴り込みに行くが逆に倒されてしまう。
実は永野芽郁は天才肌のめちゃ強OLで、普通のOLに擬態していたのだった。
バカですね~ イイですね~
脚本:バカリズム
「王道展開」に「OLがステゴロする異常世界」を掛けて、それでもスゲェ恰好の彼女たちが普段は普通に仕事しているギャップでかなり笑かしてくれる。
ここから後半に入り、永野芽郁の「変身ヒーローが正体を知られてはならない(≒普通のOL擬態)」パートと、広瀬アリスの「守ってやってると思ってた相手が自分より強かったから修行する」のパートがあって、最後に合流して良い落としどころに収まる。
強い女性が戦う(物理)のっていいですよね…
私は妹がまぁアレな子で、末妹に厄介かけそうなのを締めてるような治安のよろしくないエリアで育ったので、ちょっとこういうの見るとワクワクしちゃいます。
時代錯誤な言い方で恐縮なんですが、男性の喧嘩は女々しくて女性の喧嘩は男らしい。
で、最後に「端から見ると異常な価値観に縛られている彼女たち」ってのを表す一言で落として笑わしてくれるんだけど、自分たちもしょうもない価値観に囚われて、無駄にその価値観で頑張って生きようとしてませんか?って問いかけられた。
そのメッセージは勝手に私が読み取ったものだけれども、作品の道中で笑かしてくれながら最後にちゃんと心に残るものを落としてくれるとっても良い作品でした。
地獄の花園、酒飲みながらみんなで見て笑いたい映画なのではやく酒解禁してほしい。
— セクシー炭水化物 (@NikuYork) 2021年6月1日
プライム解禁したらプロジェクターで流しながら、みんなでお酒飲もうね。
同時上映は「恐怖女子高校 女暴力教室」。